「本日の聖書の言葉」②《コリント人への 第二の手紙 13章8節》

今回のメッセージです。

 

現在、聖書は全世界で読まれ、

一人3冊以上の頒布率と言われています。

しかし、残念なことですが、

ほとんどの人々が真理を悟っていません。

その結果、どんなことが生じているでしょうか?

 

まず、真理とは?

 

エスはこう言われました。

(新改訳2017)

ヨハネ福音書17章17節

 

「真理によって彼らを聖別してください。あなたのみことばは真理です。」

と。

(*ここでいう「聖別」とは、聖なる者として《選別》して下さい、という意味です。)

つまり、ヤハウェの御言葉(聖書)は真理、ということです。

 

しかし、聖書を聖典としている多くの宗教団体は、

真理である聖書を正しく解釈していないので、

全く聖書から力を得ていません。

パウロはこのように述べました。

 

コリント人への第二の手紙13章8節

(口語訳)

「わたしたちは、真理に逆らっては何をする力もなく、

真理にしたがえば力がある。」

ときっぱり述べています。

 

聖書はお守りではありません。

正しく解釈して、実践してこそ価値があるものです。

 

その為には、繰り返しますが、

聖書の正確な知識を取り入れる必要があるでしょう。

 

テモテへの第一の手紙2章4節には、次のように書かれてあります。

 

(口語訳)

「神は、すべての人が救われて、

真理を悟るに至ることを望んでおられる。」

と。

「真理を悟るに至る」為には、

聖書の正確な知識が必要です。

最初の人間は、

善悪に関する神の基準、

つまり、

ヤハウェの義の基準を無視し、

自分たちの基準を設けました。

その結果が、今の世です。

 

それでも、ヤハウェは、狭き門ではありますが、

善悪を見分ける感覚を養うことが出来るように、

聖書を正しく解釈した

《正確な知識》を、

我々に、伝えて下さっています。

その聖書の正確な知識のことを

パウロは次のように述べました。

 

ヘブル人への手紙5章13、14節

(口語訳)

「すべて乳を飲んでいる者は、

幼な子なのだから、

義の言葉を味わうことができない。しかし、《堅い食物》は、

善悪を見わける感覚を実際に働かせて

訓練された成人のとるべきものである。」

と述べました。

 

ここでいう「乳」とは、

聖書の初歩の教えのことです。

しかし、パウロの言葉をかりるなら、初歩の教えだけでは、

「義の言葉を味わう」ことは出来ませんし、

「善悪を見分ける感覚」を養うことも出来ません。

ヤハウェから見た「整えられた者」

とはなれないでしょう。

 

是非、堅い食物を、

ただ目を通すだけではなく、

黙想の伴った個人研究の材料として頂けたらと思います。

 

そして、学んだことを実践することにより、「善悪を見分ける感覚」

つまり、知恵、識別力、洞察力が、更に、鋭敏になり、

何がヤハウェから見て正しく、

又、正しくないことなのか、

その感覚を養って頂けたらと思います。

それこそが、

霊的に「訓練された成人」

と言えるでしょう。

 

 

 

聖書は、持っているだけでは、又、聖書だけを読んでいても、

「真理を悟るに至る」ことは出来ません。

そのことは、聖書を聖典とした今の宗教団体をみれば一目瞭然です。

 

 

最近の情勢を分析すると、

この国内においても、いつインフラがストップしても?

という情勢です。

 

ヤハウェに祈り、今自分は何をすべきか?

もし、ライフラインがストップしてしまっても大丈夫なように、優先的に何が出来るか?

出来るうちにおこなってくださればと思います。

 

今回の記事の趣旨を読み取ってくださればと思います。

 

 

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