144000人の奥義「補足情報」(11)《真のメッセンジャーとは?》

今回は、あらためて、

真のメッセンジャーとは?

について、考察してゆきたいと思います。

 

まず、イエス・キリストは昇天される時、弟子たちにこのように言われました。

 

使徒行伝1章8節

(口語訳)

「ただ、聖霊があなたがたにくだる時、

あなたがたは力を受けて、

エルサレム

ユダヤとサマリヤの全土、

さらに地のはてまで、

わたしの《証人》となるであろう。」

 

と言われました。

 

この聖句だけを見ると、ここでいう

「証人」とは

エスの事を、証(あかし)する人たち、

と考えがちですが、

エスは、福音書の中で何度も言われたように、

ヤハウェの御旨、御心、ご意志を行う事が、

エスの弟子としての最重要事項であることを、弟子たちに銘記されました。

更に、ここで、「証人」と訳されているギリシャ語は、

 

(新改訳2017)

イザヤ書43章10節に書かれてある、

 

「あなたがたはわたしの《証人》、

-主のことば-

わたしが選んだわたしのしもべ である。

これは、あなたがたが知って、

わたしを信じ、

わたしがその者であることを悟るためだ。、、、」

 

ここで、「証人」と訳されている

ヘブライ語と同じ意味です。

 

そしてパウロアベルからの忠実な僕たちの信仰に言及した後に、

 

ヘブル人への手紙12章1節でも、

 

(新改訳2017)

「こういうわけで、

このように多くの《証人》たちが、

雲のように私たちを取り巻いているのですから、

私たちも、一切の重荷とまとわりつく罪を捨てて、

自分の前に置かれている競走を、

忍耐をもって走り続けようではありませんか。」

 

ここで、使われている「証人」と同じ意味です。

 

 

これらについて考えてみると、聖書でいう「証人」とは、

宣べ伝える事《だけではない》、ということが、分かります。

 

 

つまり、

「証人」

聖書でいう

メッセンジャー》というのは?

 

[

※1

聖書の真理を、真実として証する人、証明する人。

 

 ※2

聖書の真理を生き方によって証明している人。

 

 ※3

真の救済策を実践している人。

 

 ※4

自分はヤハウェの側にいるという事を、

高次元側、悪魔側に対して証明している人。

 

 ※5

ヤハウェの偉大な霊、そして、

聖霊の助けがあれば、どんな誘惑や試練にも耐え忍べる事を実証している人。

 

 ※6

不完全ではあるが、

ヤハウェの赦し、イエス・キリストの贖いの犠牲に信仰を働かせているゆえに、全ての罪を赦して頂いている事。

それゆえ、

ヤハウェが忌まわしいと思っておられる事柄からは完全に離れていて、

ヤハウェから望ましい者と見て頂くよう出来る限りの努力をし、

ある意味、身の潔白を証明している人。

 

 ※7

真理を悟り、実践している人。

知恵、識別力、洞察力が、

日々、研ぎ澄まされている人。

 

 ※8

福音を伝えている人。

 

 ※9

聖書の記述が真実である事をあらゆる方面から証明している人。

 

 ※10

私たちの最大のお手本である

イエス・キリストに倣った生き方をしている人。

 

 ※11

ヤハウェや御子イエス・キリストへの愛ゆえに、隣人に対しても、愛を実践している人。

 

 ※12

日々、霊的な活力が増すよう努力し、悪魔の世でも、霊的に光輝いている人。

 

 ※13

日ごとに、霊的な喜びが増し加わっている人。

 

 ※14

ヤハウェイエス・キリストへの揺らぐことのない信仰を働かせている人。

 

 ※15

ヤハウェに心から傾倒していて、

悪魔が提供してくるであろう、誘惑となるものに、興味を持たないように、普通以上の警戒心を持っている人。

 

※16

イザヤ書43章12節(新共同訳)で、

ヤハウェが、

「あなたたちがわたしの証人である

、」

 

(新改訳2017)では、

「だから、あなたがたは

わたしの証人。」

 

(口語訳)では、

「あなたがたはわが証人である」と主は言われる。

 

このように、ヤハウェが、

高次元側にも悪魔側にも、

私達一人びとりの事を誇らしげに思って下さっている、

という認識を抱いて、

何を行う時でも、

ヤハウェへの感謝と愛と忠節、

崇敬の念、敬虔な畏れや、或いは、自分のおかれた立場ゆえの責任に対する認識が、

日々、増し加わっている人。

 

※17

出来るだけ、この世的な祝祭や行事などに関わらない、なぜなら、本人がどのような意図であろうが、悪魔を喜ばせることになるからです。

(新改訳2017)

コリント人への手紙 第一 10章19節からを見ると、

「私は何を言おうとしているのでしょうか。

偶像に献げた肉に何か意味があるとか、

偶像に何か意味があるとか、

言おうとしているのでしょうか。

むしろ、彼らが献げる物は、

神にではなくて悪霊に献げられている、と言っているのです。

私は、あなたがたに悪霊と交わる者になってもらいたくありません。

あなたがたは、

主の杯を飲みながら、

悪霊の杯を飲むことはできません。主の食卓にあずかりながら、

悪霊の食卓にあずかることはできません。」

 

更に、コロサイ人への手紙2章8節に、

「あの空しいだましごとの哲学によって、

だれかの捕らわれの身にならないように、注意しなさい。

それは人間の言い伝えによるもの、

この世のもろもろの霊

《別訳 「幼稚な教え」》

によるものであり、

キリストによるものではありません。」

と書かれてあるように、

出来るだけ、悪魔の世が考え出した祝祭や行事などには関わらない、ということでしょう。

どうしても関わらなければならない事情ゆえなら仕方ないかも知れませんが、出来るだけ、ということです。

皆様も悪魔を喜ばせたくはないでしょう。

 

※18

Web上で、聖書の正確な知識を更新する時は、

ヤハウェを讃えるもの。

他の人を励まし、築き上げるもの。

他の人を慰めるもの。

他の人に勇気と希望を与えるもの。

他の人に活気とやる気をおこさせるもの。

他の人をつまずかせたりしないもの。

自分に注意を引くのではなく、

あくまでも利他的な内容のもの。

 

これらに細心の配慮を配って、真理を伝えている人。]

 

これらに該当する人が、

真のメッセンジャーです。

 

ですから、真の救済策を伝えるだけでは、メッセンジャーとは言えない、という事になります。

 

 

そうなると、以前、

yahweh-ksrg's blog様の、

ヨハネの黙示録11章13節の考察】のシリーズ中で、

[メッセンジャーを主(おも)に行っていた人で、最初に上げられる人たち]

というのは、まさに、

「賢いおとめ」級の事を述べている、ということが理解出来るでしょう。

これは、

メッセンジャーについての解釈が調整された、というよりも、

この時期に、

新たに霊的な光が、増し加わった、ということです。

 

このヨハネの黙示録11章の考察に関しては、後日、

yahweh-ksrg's blog様の方から、最新の原語解釈記事が更新される予定です。

 

 

今は特別な期間に入っています。

 

旧約聖書の大預言書、小預言書、

そして、イエスが語られたある預言的な譬(たとえ)、

更に、ヨハネの黙示録のある箇所が重なり合った特別な期間です。

 

詳細は、当ブログ及び、

yahweh-ksrg's blog様の方から記事が更新されますので、お見逃しなく。

 

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