「ヤハウェのみ旨」から(13)《遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう》

今回は、

まず、ローマ人への手紙10章15節の、

「遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。」

という聖句から考えてみたいと思います。

 

メッセンジャーは、

ヤハウェの《代弁》をするよう遣わされている、という事を忘れるべきではないでしょう。

 

つまり、視聴者や読者を、

ヤハウェに《導き》、又、仲間の144000人級や、その他の仮選別者たちを《霊的》に《爽やか》にし、時には、《励まし》、《慰め》、

学んだ聖書の正確な知識を自分なりにまとめたものを記事にする事で、

 

(その中には、自分の経験から得た教訓なども含まれるかも知れません。)

 

仲間を、霊的に《力付ける》、

《鼓舞する》、

《やる気を起こさせる》、

その為に、自分自身を費やす事が出来る人が、

メッセンジャーを行っていると思います。

 

だから、ヤハウェ

《遣わされている》、と言えるわけです。

 

ですから、メッセンジャーをされている方々(これからされたいと思われる方々)は、

自分の主観や思いつきだけで、

メッセージを発信する事はないでしょう。

必ずヤハウェにプレイヤーを行い、また、メッセージを届ける動機は、

ヤハウェと隣人への愛がベースとなっているに違いありません。

 

例えばブログであるならば、

その記事のテーマは、自分が主人公になっている、ということはないでしょう。

もし仮に、自分自身の経験などを含める場合であったとしても、

その記事を、最後まで読み終えた時に、

その内容が、読者に

《霊的な益を与えるもの》となっているなら、

ヤハウェはきっと喜んで下さるに違いありません。

 

現在、正しい動機でメッセンジャーをされている方々であれば、

次のパウロの言葉を思いに留め、

ヤハウェの代弁者として相応しく、細やかな配慮、認識、そして責任感を抱いておられる事でしょう。

 

コリントの信徒への手紙 二 2章17節

 

 

「わたしたちは、多くの人々のように神の言葉を売り物にせず、誠実に、また神に属する者として、神の御前でキリストに結ばれて語っています」

と書かれてあります。

 

まず、「神の言葉を売り物にせず」とありますが、

これは何も金銭面だけの事を言っているわけではありません。

 

「売り物」には

このような意味もあります。

「人の関心を集めるのに役立つもの」

 

では、聖書を、

人々の関心を集める為に、つまり、自分に注意をひく為に利用してしまう事はどうなのでしょうか?

 

メッセンジャーをされておられる方々の中には、

そのような人はいないと思いますが、

自分の動機をいつもチェックする事は、不完全な人間である以上、

見過ごす事は出来ないかも知れませんね。

 

更に、

 

「神に属する者として」

とありますが、

「属する」というのは、

「その中にいる・従う・頼る・望みをかける・認められる」などの意味があります。

 

つまり、ヤハウェに従って、

又、ヤハウェに頼る者として、

更に、ヤハウェに認められた者として、

という認識です。

 

そして、ヤハウェの御前で、

「キリストに結ばれて語」る、という事です。

 

この新共同訳の、「結ばれて」

と訳されているギリシャ語は、

「共に」という字義的な意味がありますが、どうでしょうか。

記事を書いている時に、

《キリストと一緒》になって書いている、という認識は持たれているでしょうか?

 

勿論、メッセンジャーをされておられる方々は、そう言った点にも細かく気を配っておられるに違いありません。

ただ、不完全なので、

時々、自分の動機を祈りのうちにチェックする事は必要かも知れません。

 

エペソ人への手紙5章15節

 

「ですから、自分がどのように歩んでいるか、

あなたがたは《細かく注意を払い》なさい。知恵のない者としてではなく、知恵のある者として」

(新改訳)

 

エフェソの信徒への手紙5章15節

 

「愚かな者としてではなく、賢い者として、《細かく気を配って》歩みなさい。」

と書かれてあります。

 

仮に、今まで、こうした点には気づかなかった、と思われる方がおられたとしても、自分を責める事はないと思います。

ただ、気づいた点を《調整》すればよいだけですから。

 

是非、メッセンジャーを行っておられる方々は、引き続き、

時々、コリント 二 2章17節のメッセージを思い起こして、自分の動機をチェックするなら、

まず、ヤハウェの御旨という的からぶれすに済むかも知れませんし、

今以上に、喜びを抱きながら、

ヤハウェから遣わされた者としての責任を果す事が出来るに違いありません。

 

 

今回の記事の内容から少しでも霊的な益が得られた、と思われましたら、是非、ヤハウェに感謝して下さったらと思います。

 

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次回は、【144000人の奥義】(5)

「ともし火をともしていなさい。

《ともし火とは?》《油とは?》」です。

是非、楽しみに。