144000人の奥義「補足情報」(2)
今回は、まず、パウロの次の言葉に、
注目したいと思います。
コリント人への手紙第一15章40節を見ると、
新改訳
「また、『天上のからだ』もあり、『地上のからだ』もあり、、、」
と書かれてあります。
つまり、144000人は、
特に、今継続的にヤハウェに従っている144000人級の方々は、
ここでいう、
「天上のからだ」
要するに、
「霊的な体」
に変えられる、という事です。
さて、よく
聖書の中で、
「魂」と訳されている部分がありますが、この点に関しましては、YouTubeチャンネル
From KSRG様の動画をしっかりと学ばれた方々なら、お分かりと思いますが、
「魂」とは?
一般に考えられている霊魂の事ではなく、
↓
「生命力が与えられている生き物、又は、
生命力によって支えられている生きたもの、の事です」
例えば、創世記2章7節を見ると、
(新改訳)
「神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きる『もの』となった。」
と訳されています。
ここで、
「もの」と訳されているヘブライ語は、ネフェシュです。
別の海外の訳を、日本語に直訳すると、
「生きた『人』になった。」
或いは、
「生きた『魂』になった。」
と訳されている聖書もあります。
そして、
同じ、ヘブライ語のネフェシュが、
エゼキエル書18章4節の
口語訳を見ると、
「見よ、すべての魂はわたしのものである。父の魂も子の魂もわたしのものである。
罪を犯した魂は必ず死ぬ。」と訳されています。
物凄く分かりやすい聖句です。
「、罪を犯した『魂』(ネフェシュ)は必ず死ぬ。」
「、、『魂』は、死ぬ。」
と、はっきり書かれてあります。
様々なキリスト教が、霊魂不滅説を唱えていますが、
人が死に、霊的な魂なるものが存在するなら、
先程の、エゼキエル書18章4節の、
「、、、罪を犯した『魂』は必ず死ぬ。」
という言葉と矛盾します。
☆要するに、
「魂」
↓
「生命力を与えられた生きたもの」
の事です。
☆ですから、人は死ぬと、自動的に、霊者になれるわけではない、という事です。
特に、不朽、不滅の霊者に関しましては、そう簡単には?
という事になります。
ですからパウロは次のように、
毅然とした言葉を書き記したわけです。
この言葉は、決して、皆様を落胆させる言葉ではなく、
力づけ、勇気づけ、今は、努力を惜しんでいる時ではなく、
確実に、霊的に前に進むよう励ましている言葉だと、ポジティブにとらえて下さればと願います。
コリント人への手紙一9章26~27節
「ですから、私は目標がはっきりしないような走り方はしません。
空を打つような拳闘もしません。
むしろ、私は自分のからだを打ちたたいて服従させます。
ほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者にならないようにするためです。」
今こそ、このパウロの言葉を、
心に刻み込んで、共に、上への賞をめざして、油断なく気を配り、出来る可能な限りの努力を払って参りましょう。
もし、今回の記事で、少しでも、
霊的に励みを得る事が出来ましたら、
ヤハウェに感謝して下さい。